9月になりました

ソプラノのきい♪と申します。

私の家の方では、夜になると秋の虫が大合唱。(東京でも聞こえるのかしら?)
あっという間に夏が過ぎ去り、また4時半起きの毎日の始まりです…。

さて今回は、お休み続きでご迷惑をおかけした夏の間に
とってもシャンティーが恋しくなった話を―


一粒の種〜真太陽の島の大合唱〜」という地域映画を見る機会がありました。

一粒の種でいいから生きていたい”という
ある男性の最期の言葉をもとに作られ、
宮古島出身の歌手の砂川恵理歌さんによって歌われている
「♪一粒の種」ご存知ですか?
この歌を“島の歌にしよう”と宮古島市民336人が大集合して
合唱が完成するまでの人々を追ったドキュメント映画です。

合唱経験も年齢も歌いに来た理由も様々で、
技術的には決して上手とはいえないのでしょうが、
とても心を打たれました。
やっぱり合唱っていいなあ〜と思いました。

どうしてだろう?
それはきっと、それぞれに歌を自分のものとして理解し、大切に歌っていたから。
島の人々がお互いをそして「一粒の種」という歌を愛する心が1つになったから。
そんな気がしました。
あんな風に歌えたら、歌う方はもちろん幸せだし、
歌にもパワーが宿って人の心を動かすのだなあと。

シャンティーの原点にすごく近いような気がして―
(私の勝手な印象だから違っていたらごめんなさい)
もちろん私達は技術的にも向上しなくてはいけないのですが…

合唱を通して何かを伝えたり、感動を与えたりすることができたらいいな。
心を温かくする、人を繋ぐ、そんな歌が歌えたらいいな。
シャンティなら実現できる気がします。

そのためには、歌をちゃんと理解し、愛せるようにならなくては。
仲間を愛し、大切にしなくては。

言うは易く行うは難し。
頑張らなきゃ。