文化の日

ソプラノきい♪です。

昨日は文化の日でした。
文化の日とは、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」とのこと。
なんだかシャンティーにぴったり♪

私はシャンティーの日本語曲の選曲が好きです。
なぜなら、野本先生が選ばれる詩が素敵なものばかりだから。
平和や愛、生きるということ…人間にとって大切なことを考えさせられます。
そして、不思議と私にとって(子どもたちにとって)
毎回タイムリーな内容で重宝しているのです。

最近もわけあって―
定演に向けて練習中の「♪すこやかに〜」から「愛が消える」を紹介しました。
子どもには難しく、あれほどの「あいつ」や憎しみは、
まだ体験していないだろう(と願いたい)けれど、
心に響くものはあったようです。
以下は感想の一部です。

・この詩はとてもこわい。だれもが優しい心とそうではない心を持っていると思う。
 優しい心でいようと努力するのが人間として正しい生き方ではないか。

・うらんだり憎んだりして「愛が消えていく」生き方はさびしいと思った。
 何よりも愛の心が一番。

・「私」だって人を悲しませたり、傷つけてしまったりすることはあるのに、
 「あいつ」のことばかり悪くいうなんておかしい。

・全て「あいつ」のせいにしていると、自分の世界がせまくなり、
 そればかり気にしてしまう。

・「私」がだれかをうらんでいる時、私が私を憎んでいるのは、
 そのだれかを憎んでしまっていることに憎んでいるのだ。


・自分も他の人に同じようなことをしていないか、あいつが悪いのではなく
 自分が悪いなどと考え方を変えてみるのも時には必要。
 そうすれば自分の世界もひろくなり、どんどん愛の輪が広がっていく。
 憎しみの輪よりも愛の輪の方が気持ちが良いし、全体の雰囲気も明るくなる。

他にも色々考えてくれました。
だからといって、すぐに何かが変わるのは難しいけれど、
大きな一歩に続く小さな一歩のきっかけとなってくれたらいいな。