いけいけ練習日記

明けまして…もう二十日正月も過ぎましたね、遅くなりました。。。
寒い日が続く中、Victoriaの練習が進んでいます。
現在取り組んでいるのは「missa quarti toni」、第四旋法のミサ、というタイトルのものです。
victoriaのミサはたいてい、「Simile est regnum celom」とか「Trahe me post te」とか「AVE MARIS STELLA」とか、聖句のような意味を伴うタイトルがついていることが多いので、これはちょっと変わっています。
19日のワンシーン。S田さんが教会旋法を解説してくれました。

終止音が、レからミ、ファ、ソの順に、ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディアと名がつき、それらは「正格」で、それぞれ音域が四度下がると「変格」になり名前の頭に「ヒポ」がつく(ヒポドリア、ヒポフリギア、ヒポリディア、ヒポミクソリディア)

ドリア(レが終止音の正格)、ヒポドリア(レが終止音の変格)、フリギア(ミが終止音の正格)、ヒポフリギア(ミが終止音の変格)…の順に第一、第二、第三、と並び、第四旋法はヒポフリギア、なのである。

がーーーー、難しすぎ!!!
しかしこんなことも必死で勉強するシャンティーなのです。

もちろん「いい声」づくりの体躯追求も欠かしません。
どうすればいい声が出せて、その方法をどうしたら我々に伝えられるか、N先生が絶えず試行錯誤してくれます。

前向きや後ろ向きに歩きながら発声。後ろ向きだと確実に声が良くなる。

大頬骨筋を上げ、響かせるように。

時にはマッサージも。。。「いったぁあーー!!(TДT)」