練習風景 8/22

これは一体何をしているのかというと


この日は特に「骨導音」(頭蓋骨を伝わって鼓膜に届く声)ではなく「気導音」(空気を伝わって耳に声)を聴くことについて改めて指示があったときに、骨導音と気導音をどうやって聞き分けたらよいかわからない、とメンバーから質問が上がり、ともかく聴き比べてみようということで、

先生が部屋の隅のベンチの下から段ボールを取り出し中を空にしてはたき(この時点で女子からは軽く悲鳴w)

1人ずつ段ボールをかぶって声を出してみてるところ。

これで聞こえるのは、限りなく「気導音」に近い声なのです。
(つまり、録音した自分の声を聴いたときの、あのイヤな感じ!!)

段ボールを外して改めて声を出すと、いつもの自分の声。骨導音が強すぎて、普段は気導音が聞き分けられません。
気導音が聞こえないということは、自分の声しか聞こえないということで、それは即ち合わせられないということになります。

歌いながら明確に気導音が聞き分けられるようになるのは並大抵じゃないでしょうけど、こんなに違う!!ということに気付けば、空中で混ざる音を聴く努力がしやすくなるのは確かなようです。